お年賀はいつまでに渡すべき?松の内の期限と地域差・マナーを完全解説

お年賀はいつまでに渡せばよいのかと迷う方は多いでしょう。結論から言えば、お年賀を渡せるのは「松の内」と呼ばれる期間が目安で、関東では1月7日、関西では1月15日が一般的な期限とされています。しかし地域や家庭・取引先によって認識が異なるため、知らずに失礼になってしまうケースも少なくありません。本記事では、お年賀を渡すべき正確な期限・地域差・直接渡す際のマナー・期限を過ぎた場合の寒中見舞いへの切り替え方まで、ビジネスシーンでも使える実践的な知識を網羅的に解説します。初めてお年賀を準備する方から、渡し方に迷うビジネスパーソンまで、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

ギフトコンシェルジュ

清野飛鳥

法人様向けのオリジナルカタログギフトを手軽に作れる「PsyPre for Biz」を統括しています。想い出に残るイベントや福利厚生などのお悩みをサポートいたします。

お年賀を渡す期限は「松の内」まで

お年賀とは、新年の挨拶として年始に訪問する際に持参する贈り物のことを指します。もともとは年神様へのお供え物を持ち寄る風習が起源とされており、現在でも「直接手渡しが基本」というマナーが残っています。

お年賀を渡せる期間の目安は、正月飾りを飾っておく「松の内」の期間内とされています。松の内を過ぎると新年の挨拶の時期が終わったとみなされるため、お年賀としての贈り物はこの期間内に渡すのがマナーです。なお、元旦(1月1日)は先方のご家族がゆっくりと過ごす日でもあるため、年始の挨拶訪問は1月2日以降に行うのが一般的とされています。

時期内容備考
1月1日(元旦)訪問は避けるのが無難先方家族の休息日
1月2日〜松の内お年賀を渡せる期間地域により松の内が異なる
松の内翌日〜1月末寒中見舞いに切り替え「寒中見舞い」として贈る
2月4日(立春)以降余寒見舞いに切り替え寒中見舞いも期限切れ

関東と関西で異なる松の内の期間と地域差

お年賀の期限を左右する「松の内」は、実は地域によって異なります。ビジネスでの贈り物においても、取引先の所在地によって認識が変わるため注意が必要です。全国的な傾向をまとめると以下の通りです。

地域松の内の期間お年賀を渡せる期限の目安
関東(東京・神奈川・埼玉など)1月1日〜1月7日1月7日まで
関西(大阪・京都・兵庫など)1月1日〜1月15日1月15日まで
東北・北陸など一部地域1月1日〜1月15日1月15日まで

もともと全国的に松の内は1月15日(小正月)までとされていましたが、江戸時代に幕府が関東の松の内を1月7日に短縮したことが関東の慣習として定着したとされています。現在でも関東エリアでは1月7日を期限とする認識が一般的であるため、取引先が関東にある場合は1月6日(仕事始めの翌日以降、かつ7日以前)を意識した行動計画が必要です。

なお、一般社団法人日本ギフト協会の調査(2023年)によれば、ビジネスシーンでのお年賀を贈った経験がある会社員のうち約62%が「松の内を意識して渡している」と回答しており、ビジネスパーソンの間でもこの期限への意識は高いです。一方で、具体的な地域差を把握していた割合は約38%にとどまり、地域による期限の違いは十分に周知されていないのが現状です。

お年賀を直接渡すときのマナーと渡し方

お年賀はもともと年始の挨拶訪問の際に持参するものであり、直接手渡しが基本とされています。ビジネスシーンでも「わざわざ足を運んでくれた」という誠意が伝わるため、可能であれば直接渡すことが理想です。以下に、渡す際のポイントをまとめます。

  • 事前にアポイントを取る:突然の訪問は失礼にあたる。必ず事前に連絡を入れ、先方の都合を確認した上で伺うこと。
  • 熨斗(のし)の表書きを確認する:表書きは「御年賀」とし、水引は紅白の蝶結びが基本。松の内を過ぎている場合は「御年賀」の表書きは使えないため注意が必要。
  • 袋や風呂敷に入れて持参する:品物はそのまま持ち歩かず、紙袋や風呂敷に包んで持参する。渡す際には紙袋から取り出し、正面を相手に向けて両手で差し出すのがマナー。
  • 一言添えて渡す:「新年のご挨拶に参りました。どうぞお納めください」など、一言添えることで丁寧な印象を与えられる。
  • 長居しすぎない:年始は相手方も多忙なため、挨拶が済んだら速やかに辞去するのがマナーとされている。

また、ビジネスシーンでは複数の取引先へ年始回りを行う場合も多いです。訪問順については、日頃から特にお世話になっている取引先や目上の方を優先するのが礼儀とされています。

松の内を過ぎてしまった場合は寒中見舞いに切り替える

仕事の都合や体調不良などで松の内を過ぎてしまった場合、「御年賀」の名目では贈ることができません。その場合は「寒中見舞い」に切り替えるのが正式なマナーとされています。

寒中見舞いは、松の内が明けた翌日(関東は1月8日、関西は1月16日)から立春(2月4日頃)までの間に贈ることができます。表書きは「寒中御見舞」とし、水引なしのシンプルな熨斗紙を使用するか、のし紙なしで贈るのが一般的です。

贈り物の種類渡せる時期表書き水引
お年賀1月2日〜松の内御年賀紅白蝶結び
寒中見舞い松の内翌日〜立春(2月4日頃)寒中御見舞なし(シンプルな熨斗紙)
余寒見舞い立春(2月4日頃)〜2月末頃余寒御見舞なし

寒中見舞いとして品物を贈る際は、先方への一言メッセージを添えるとより丁寧な印象となります。「年始のご挨拶が遅れましたことをお詫び申し上げます。寒さ厳しい折、どうぞご自愛ください」など、遅れたことへの一言と相手への気遣いを盛り込むと好印象です。

お年賀に選ばれる品物と金額の相場

お年賀の品物選びは、相手との関係性や贈る目的によって異なるが、一般的な相場とよく選ばれる品物をまとめておきましょう。

相手の関係性金額相場よく選ばれる品物
個人的なお付き合い(知人・友人)1,000〜3,000円程度菓子折り、タオル、お茶など
ビジネスの取引先(担当者レベル)3,000〜5,000円程度銘菓、コーヒーギフト、カタログギフトなど
重要取引先・上位役職者5,000〜10,000円程度高級菓子、グルメギフト、カタログギフトなど

品物の選び方については以下のポイントを意識するとよいでしょう。

  • 消えもの(食品・飲み物)が無難:残らないため相手に気を使わせにくく、幅広い相手に喜ばれる。
  • 個包装のものを選ぶ:会社に持参する場合、個包装のお菓子はそのまま社内でシェアしやすいため喜ばれる。
  • 日持ちするものを選ぶ:お年賀は年始の忙しい時期に渡されるため、日持ちする品物が実用的だ。
  • カタログギフトで相手に選んでもらう方法も有効:相手の好みがわからない場合や、多数の取引先に贈る場合はカタログギフトで好きなものを選んでもらう方法も増えている。

特にビジネスシーンで複数の取引先に一括して新年ギフトを贈りたい場合、PsyPre for Bizのeカタログギフトが活用できます。1,000種類以上の商品から受け手が自分で好きなものを選べるため、相手の好みを外す心配がなく、URLをCSVで一括送付する形式なら住所収集も不要です。初期費用・月額・手数料はすべて0円で、カタログ代金×個数のみのシンプルな費用体系なので、年始のギフト業務を大幅に効率化できます。

ビジネスシーンでのお年賀に関するよくある疑問(FAQ)

Q1. お年賀はいつからいつまでに渡せばよいですか?

お年賀は1月2日から「松の内」が終わるまでに渡すのが基本です。松の内の期限は関東では1月7日、関西では1月15日が目安とされています。元旦(1月1日)の訪問は先方の休息を妨げる可能性があるため避けるのが礼儀です。ビジネスシーンでは仕事始めとなる1月4日〜6日頃(関東の場合は7日まで)に年始回りを行うのが一般的です。

Q2. 松の内を過ぎてしまった場合はどうすればよいですか?

松の内を過ぎた場合は「寒中見舞い」として贈り物をするのが正式なマナーです。寒中見舞いは立春(2月4日頃)までが贈れる期間です。表書きは「御年賀」ではなく「寒中御見舞」に変え、一言「年始のご挨拶が遅れましたことをお詫び申し上げます」などの文言を添えると丁寧な印象になります。

Q3. お年賀は直接手渡し以外でも大丈夫ですか?

本来、お年賀は年始の訪問時に直接手渡しするのが正式なマナーです。ただし、遠方の取引先や直接伺えない事情がある場合は郵送で贈ることも可能です。その場合は「御年賀」の熨斗紙をつけ、一言お詫びとご挨拶の添え状を同封するとより丁寧です。なお、郵送で贈る場合は松の内(関東1月7日・関西1月15日)に届くよう余裕をもって手配することが大切です。

Q4. お年賀と寒中見舞いの違いは何ですか?

お年賀は新年の挨拶として松の内(1月7日または15日)までに渡す贈り物で、表書きは「御年賀」です。一方、寒中見舞いは松の内が明けてから立春(2月4日頃)までの寒い時期に相手の健康を気遣って贈るもので、本来はお年賀を渡せなかった場合の代替だけでなく、喪中の方への新年挨拶の代わりとしても使われます。表書きは「寒中御見舞」となり、水引なしのシンプルな熨斗紙を使うのが一般的です。

Q5. ビジネスでのお年賀はどこまでの相手に渡すべきですか?

ビジネスシーンでのお年賀は、日頃から特にお世話になっている取引先・上司・顧客などに渡すのが一般的です。すべての関係者に渡す必要はなく、関係の深さや業務上の重要度を考慮して対象を絞るのが実務的です。また、会社全体としての方針がある場合はそれに従い、個人で勝手に範囲を広げたり狭めたりしないよう上司や担当部署に確認しておくと安心です。

Q6. 複数の取引先へ一括でお年賀を贈りたい場合はどうすればよいですか?

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まとめ:お年賀は松の内(関東1月7日・関西1月15日)までに渡すのが基本

お年賀を渡す期限は「松の内」が目安で、関東では1月7日、関西では1月15日が一般的な期限とされています。元旦の訪問は避け、1月2日以降に年始の挨拶回りを行うのがマナーです。万が一松の内を過ぎてしまった場合は、「御年賀」の表書きは使わず、「寒中御見舞」として立春までに贈るのが正解です。

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