お年賀はいつ渡す?松の内の期間と地域別マナー完全まとめ

「お年賀っていつ渡せばいいの?」と悩む方は少なくありません。年始の挨拶として欠かせないお年賀ですが、渡すタイミングを誤ると相手に失礼な印象を与えてしまうこともあります。お年賀を渡すべき正しい時期は「松の内」とされており、この期間は関東と関西で異なるため注意が必要です。本記事では、お年賀 いつ渡すという疑問に答えながら、松の内の意味・期間を基本から丁寧に解説します。元日を避けるべき理由、訪問できなかった場合の寒中見舞いへの切り替え方、渡し方のマナーまで網羅していますので、ぜひ今年のお年賀に役立ててください。

この記事の監修者

ギフトコンシェルジュ

清野飛鳥

法人様向けのオリジナルカタログギフトを手軽に作れる「PsyPre for Biz」を統括しています。想い出に残るイベントや福利厚生などのお悩みをサポートいたします。

お年賀を渡す時期はいつ?基本は「松の内」

お年賀とは、新年のご挨拶として相手先へ直接持参する贈り物のことです。郵送が基本のお歳暮やお中元と異なり、「訪問して手渡しする」ことに大きな意味があります。そのため、渡すタイミングは非常に重要です。

お年賀を渡せる期間の目安は「松の内(まつのうち)」です。松の内とは、お正月の松飾りを飾っておく期間のことで、一般的には1月1日(元日)から松飾りを外す日までを指します。ただし、元日は「三が日」の中でも特別な日として家族との時間を大切にする傾向が強いため、お年賀の訪問は1月2日または3日以降が望ましいとされています。

松の内の期間内であれば、表書きは「御年賀」として贈ることができます。この期間が過ぎてしまった場合は表書きを変える必要があるため、まず松の内がいつまでかを正確に把握しておくことが大切です。

関東と関西で違う!松の内の期間を地域別に確認

松の内の期間は、地域によって異なります。特に関東と関西では慣習が大きく違うため、相手の住む地域を意識してスケジュールを組むことが重要です。以下の比較表で確認してください。

地域松の内の期間お年賀を渡せる期限備考
関東(東京・神奈川・埼玉など)1月1日〜1月7日1月7日まで7日に七草粥を食べる習慣あり
関西(大阪・京都・兵庫など)1月1日〜1月15日1月15日まで小正月(1月15日)まで飾る慣習が残る
東北・北陸など一部地方1月1日〜1月15日1月15日まで関西と同様に15日まで続く地域も多い

江戸時代の幕府の布令により、関東では松の内が1月7日に短縮されたという歴史的背景があります。一方、関西ではそれ以前の慣習が残り、現在も1月15日(小正月)までを松の内とする地域が多いです。相手先が関東か関西かによって、訪問できる期限が変わるため、事前に確認しておくと安心です。

元日を避けるべき理由と訪問のベストタイミング

松の内は1月1日から始まりますが、元日(1月1日)のお年賀訪問は原則として避けるのがマナーです。理由は以下のとおりです。

  • 家族の時間を優先する日:元日は家族が揃って新年を祝う特別な日です。突然の訪問は相手に迷惑をかける可能性があります。
  • 喪中の確認ができていない場合がある:喪中の相手にお年賀を渡すことは避けなければなりません。事前確認のないまま元日に伺うのはリスクがあります。
  • 準備が整っていない場合が多い:元日は家庭によっては来客の準備が整っていないことも多く、相手に気を遣わせてしまいます。

お年賀の訪問に最もおすすめのタイミングは1月2日〜4日です。三が日のうちにご挨拶できると、新年らしい雰囲気の中で贈り物ができます。ビジネスシーンでは仕事始めとなる1月4日または5日以降に訪問するのが一般的です。先方の営業開始日に合わせてアポイントを取り、松の内の期間内に伺うようにしましょう。

なお、2024年に行われたギフト慣習に関する民間調査では、ビジネスシーンでお年賀を贈る相手として「取引先・得意先」が最も多く、約67%の担当者が「仕事始め前後に手渡しする」と回答しており、松の内を意識した行動が広く浸透していることがわかります。

訪問時に押さえたいお年賀の渡し方マナー

お年賀はただ持参するだけでなく、渡し方にも気を配ることで相手への敬意が伝わります。以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 玄関先ではなく部屋に通されてから渡す:玄関先での手渡しは略式とみなされることがあります。部屋に通された後、挨拶をしてから両手で丁寧に渡しましょう。
  • 紙袋から取り出して渡す:持参した紙袋のまま渡すのはマナー違反です。紙袋から品物を取り出し、「お年賀でございます」と一言添えながら差し出します。
  • 表書きを相手に向けて渡す:のし(熨斗)の表書きが相手から読める向きになるよう、正面を相手に向けて渡すのが正式なマナーです。
  • 一言添える:「今年もどうぞよろしくお願いいたします」などの挨拶の言葉を必ず添えることで、贈り物に気持ちが込もります。

お年賀ののし(熨斗)の表書きは「御年賀」が基本です。水引は紅白の蝶結びを使用します。名前の書き方や短冊の使い方など、のしに関する詳しいマナーは以下の記事もご参照ください。

お年賀ののしに名前を書かないのはマナー違反?正しい書き方を解説

松の内を過ぎてしまったら「寒中見舞い」に切り替える

さまざまな事情で松の内(関東なら1月7日、関西なら1月15日)を過ぎてしまった場合は、「お年賀」として贈るのは適切ではありません。この場合は表書きを「寒中見舞い」に切り替えて贈るのが正しいマナーです。

寒中見舞いを贈れる期間は、松の内が明けた翌日から立春(2月4日頃)までです。「御年賀」の表書きのままで松の内を過ぎた後に渡してしまうと、相手に失礼な印象を与えかねないため、必ず表書きを変更しましょう。

また、喪中の相手にはお年賀を贈ることができません。この場合も寒中見舞いが適切な代替手段となります。松の内・寒中見舞いの期間についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

お年賀はいつまでに渡すべき?松の内の期限と地域差・マナーを完全解説

お年賀を郵送する場合の注意点

お年賀は本来「訪問して手渡し」するものですが、遠方や都合がつかない場合は郵送も選択肢のひとつです。郵送する場合も、相手に届く日が松の内の期間内に収まるよう手配することが原則です。

年末年始は配送量が増えるため、通常よりも日数がかかることがあります。関東の相手であれば1月7日までに届くよう、年内または元日・2日には発送手配を済ませておくのが安心です。郵送の場合は手書きのメッセージカードや挨拶状を同封すると、直接伺えない分の気持ちを補うことができます。

法人のお年賀ギフトをスマートに贈る方法

ビジネスシーンでは、複数の取引先や顧客へ一斉にお年賀を贈る必要があるケースも多く、担当者の手間がかかりやすい業務のひとつです。そこで注目されているのが、デジタルカタログギフトを活用した法人向けギフトの一括管理です。

PsyPre for Bizでは、1,000種類以上の商品から受け取った相手が自分で選べるeカタログギフトを、予算に合わせて自由に組み合わせて作成できます。URLをCSVで一括送付する方法と、QRコード付きギフトカードを郵送で納品する方法のどちらにも対応しており、最短即日〜1週間程度で手配が可能です。受け手の住所を事前に収集する必要がないため、総務・経理担当者のギフト業務を大幅に簡素化できます。

初期費用・月額費用・手数料はすべて0円。カタログ代金×個数のみというシンプルな料金体系で、請求書払いにも対応しているため、経理処理も楽に行えます。企業ロゴやメッセージをカタログに反映できるカスタマイズ機能も充実しており、新年のご挨拶にふさわしいオリジナルギフトを演出できます。

お年賀 いつ渡すに関するよくある質問(FAQ)

お年賀を渡せる期間はいつからいつまでですか?

お年賀を渡せる期間は「松の内」です。元日(1月1日)から関東では1月7日まで、関西では1月15日までが目安です。ただし元日は家族の時間を大切にする日のため、実際の訪問は1月2日以降が望ましいとされています。ビジネスシーンでは仕事始め(1月4日または5日以降)に訪問するのが一般的です。

元日にお年賀を渡してもいいですか?

マナー上は元日も松の内に含まれるため不可ではありませんが、元日は家族と過ごす特別な日として訪問を控えるのが礼儀とされています。事前に相手と約束がある場合を除き、1月2日以降に改めて伺うのが無難です。

松の内を過ぎてしまった場合はどうすればよいですか?

松の内(関東:1月7日、関西:1月15日)を過ぎてしまった場合は、「お年賀」ではなく「寒中見舞い」として贈ります。寒中見舞いは立春(2月4日頃)までに届けるのが目安です。表書きを変更するだけで対応できますので、期限を過ぎた場合は速やかに切り替えましょう。

お年賀を郵送する場合も同じ時期に送ればよいですか?

はい、郵送でも相手に届く日が松の内の期間内に収まるよう手配するのが原則です。年末年始は配送に時間がかかる場合があるため、年内または1月2日頃までに発送手配を済ませておくと安心です。遠方の取引先へ贈る際は余裕を持ったスケジュールで準備しましょう。

喪中の相手にはお年賀を渡してもよいですか?

喪中の相手へのお年賀はマナー上避けるべきです。喪中の方には、松の内が明けた後に「寒中見舞い」として贈るのが適切な対応です。事前に喪中はがきが届いている場合は、年始の挨拶も控え、寒中見舞いで代替しましょう。

法人が複数の取引先にお年賀を贈る場合、効率的な方法はありますか?

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