幹事を任された際、やることがたくさんあり、つい景品選びを後回しにしてしまいがちです。しかし、景品の有無は宴会の盛り上がり具合に大きな差を生むため、デキる幹事を目指すなら景品選びは欠かせません。ここでは、会社の飲み会を成功に導く景品選びの基本から、参加者が心から喜ぶ人気景品の具体例までを徹底解説します。
この記事の監修者
ギフトコンシェルジュ
清野飛鳥
法人様向けのオリジナルカタログギフトを手軽に作れる「PsyPre for Biz」を統括しています。想い出に残るイベントや福利厚生などのお悩みをサポートいたします。
会社の飲み会に景品が必要な理由 デキる幹事は知っている！
そもそもなぜ宴会に景品が必要なのでしょうか。景品は単にモノを渡すだけでなく、宴会を成功させるための重要な役割を果たしています。
飲み会を否応なしに盛り上げる起爆剤となる
景品がもらえる可能性があるというだけで、会場は自然と盛り上がります。参加者にゲームを心から、そして本気で楽しんでもらうためにも、景品選びは重要です。
参加者に「多幸感」をもたらす
人は物をもらうと、幸せホルモンが分泌されるといわれています。景品があれば、参加者に「多幸感」を味わってもらうことができ、良い思いをしたという記憶を残すことができます。
家族へのお土産となり社内評価も高まる
景品は、参加者にとって「お土産」としての役割も果たします。家に帰った際、家族が待っている方にとっては、何かお土産を持って帰ると喜ばれます。さらに、「○○君が幹事のときは何だかいいものが貰えるから行こうかな」と思わせることができれば、その幹事さんの社内の評価や人間関係も良好になるでしょう。
幹事必見！会社の飲み会景品選びの基本戦略
景品を選ぶ前に、まずは景品にかけるお金や数といった基本的なルールを決めておくことが成功の鍵となります。
景品の種類は大きく分けて二つ
宴会で景品を渡すシチュエーションは、主に二つに分けられます。
- ゲーム等の賞品として贈られる場合：ビンゴゲームやクイズゲームなどの勝者に渡す景品です。
- 参加者全員に平等に贈られる場合：宴会の最後に全ての人に配る景品です。
今回は、送別会やお祝いの会など、特定の人に送られる記念品は除きます。
予算の目安は一人あたり500円から1,000円
ゲームの賞品など景品にかけるお金は、飲み食いの金額に一人あたり500円から1,000円ぐらいの上乗せが妥当な金額とされています。例えば、参加者40名の場合、総額2万円から4万円程度が目安となります。
なお、全員に配る景品については、数百円、多くても千円以下におさえるのが無難です。あまり高額すぎると、「景品は要らないから会費を安くして欲しい」という要望が出るおそれがあるためです。
景品の数の目安は参加者の3割程度
ビンゴゲームなどの景品の数については、参加者の3割程度を目安に用意するのがおすすめです。少なくとも半数ぐらいには行き渡るようにすると、盛り上がりが途切れにくいでしょう。景品の数が多すぎると、争奪戦に時間がかかりすぎるというデメリットもあります。
目玉商品（豪華景品）は景品全体の2～3割を占める
景品の全体数が決まったら、争奪ゲームを大いに盛り上げるために、景品数の2～3割程度を豪華景品（目玉商品）にしましょう。例えば、景品を15品用意する場合、3～5品を豪華景品にします。
目玉商品は、事前に何があるか公開したほうが宴会やゲームが盛り上がります。ただし、サプライズで目玉商品が出てくる演出も、幹事さんの好みでアリです。
参加者全員が喜ぶ！景品選びで失敗しないための極意
当たった人が誰でも喜ぶものを選ぶことが、景品選びの成功の秘訣です。
性別や年齢を問わないものを選ぶ
景品は、年齢や性別を問わず、誰からも喜ばれるものを選びましょう。具体的には、食品や飲料品など消費できるもの、または年末年始にあると便利な実用品が好まれます。香水や柔軟剤などの匂い製品、性別や年齢を限定するものは好みがわかれるため、避けましょう。
持ち帰りの負担に配慮する
「持ち帰りやすさ」は、喜ばれる景品の必須条件です。景品を選ぶ際は、重さやサイズ感に配慮しましょう。
大きい景品や重い景品は避ける
あまり大きい景品を用意すると、幹事さんが会場に持って行くのも大変ですが、受け取った人が持ち帰るのも大変になってしまいます。ただし、小さいものばかりだと見栄えがよくないので、パネルを用意したり、大きい箱を用意するなど、景品自体は小さくても見せ方を工夫するのも有効です。
生ものや温度管理が必要なものは目録にする
生ものや温度管理が必要なもの（冷蔵品など）は、基本的に避けましょう。どうしてもお渡ししたい場合は、目録（引換券）を作成し、後日当選者の自宅へ商品を配送する方法があります。目録であれば、参加者は大きな荷物を持って帰る負担がなく、大変喜ばれます。
飲み会を盛り上げる！予算別・ジャンル別おすすめ景品リスト
ここでは、ゲームの賞品と参加者全員に配る景品について、具体的な例を紹介します。
ゲームの賞品におすすめの景品ランク別具体例
ゲームの勝者に渡す景品は、目玉商品からハズレまでバリエーションを揃えることが勝負です。
定番の当たり景品（3,000円から5,000円程度）
この価格帯は、豪華景品の核となる部分です。
【請求書払い可】3,000円~5,000円のギフト一覧はこちら
- 加湿器、電動ハブラシ、コーヒーメーカー、トースター（ホットサンドメーカー）、湯沸しポットなどの家電製品。
- カタログギフト。
- イベント入場券（ディズニーランドやシーのチケットなど旅行券とのセットも人気）。
- 各種商品券（ビール券、百貨店の商品券、図書カード、クオカードなど）。
そこそこな当たり景品（500円から1,000円程度）
安価な景品も混ぜることで、予算内で多くの人に行き渡るように工夫できます。
- お菓子詰め合わせ、コーヒーや紅茶、ドレッシング、ジャム、高級チョコレート、はちみつ。
- 箸、タオル、文具などの実用品。
- ユニークな景品として、壱億円BOXティッシュや面白いデザインのカレーなど。
参加者全員に配る景品ジャンル別具体例
参加者全員に配る景品は、手提げ袋に入る大きさまでが良いでしょう。これは参加者へのプレゼントというよりも、家で待っている家族のための心遣いという形が喜ばれるかもしれません。
食べ物や飲料
日持ちのするものや、持ち帰りやすいものがおすすめです。
- ドレッシング、佃煮、パンやパウンドケーキ、コーヒーや紅茶、お菓子。
- うどんやそば（日持ちのするもの）、七味、飴。
- ウコンの力（飲み会前にお渡しするのも有効です）。
日用的な雑貨
- ハンドソープ、タオル、入浴剤。
- スプーンやフォーク、箸。
- 栓抜きやコルク抜き、文具。
持ち帰り楽々！人気の「目録引換券」や「体験ギフト」
景品の運搬や持ち帰りの負担を軽減し、かつ豪華さを演出できるのが、目録引換券や体験ギフトです。
目玉商品に最適なブランドグルメ（3,000円～10,000円以上）
目録引換券を利用すれば、生ものや高価な食材も景品にできます。
- 3,000円～5,000円未満：特選国産牛ステーキ、まぐろたたき詰合せ、選べるクラフトビール、アイスセット。
- 5,000円～10,000円未満：ハーゲンダッツアソートセット、いくら醤油漬け、選べる銀座千疋屋スイーツ。
- 10,000円以上：ブランド牛肉食べ比べ5種、生ズワイガニしゃぶしゃぶセット、JTB旅行券（東京ディズニーランドorシーのパネル付き）。
今流行りの体験ギフト
体験ギフトは、参加者が自分で景品を選んで外すのが嫌だという人や、景品を選ぶ時間がない幹事さんにとっても、粋な景品選びを叶えてくれます。
- レストラン・カフェ体験カタログギフト。
- 個室スパ＆エステチケットなどの女性が喜ぶ体験。
- 旅行カタログギフト。
景品選びの「大変」を解消！幹事の負担を減らす方法
景品選びはバリエーションが勝負となるため、たくさん店を回らなくてはならず、時間がかかります。デキる幹事は、効率的な準備方法を取り入れています。
景品セットの活用で時間と手間を節約
景品数と総予算から、あらかじめ景品が組み合わされた景品セットを購入するのが最も簡単で手っ取り早い方法です。景品セットなら、金額や点数の組み合わせで検索できるため、時間と手間を省くことができます。
法人向けギフトサービス「PsyPre for Biz」を活用するメリット
景品選びや準備に時間をかけられない幹事さんや、景品のセンスに偏りがなく、誰でも喜ぶものを確保したいという幹事さんにとって、法人向けのギフトサービスは強力な味方となります。
景品選びから配送までの手間を一括で解消
景品を揃えるために店を回る時間がない場合は、インターネット通販を利用するのが効率的です。法人向けのギフトサービスを活用すれば、景品の選定、購入、目録の用意、後日配送手配といった一連の準備プロセスを効率化し、幹事様の負担を大幅に軽減できます。
参加者全員が満足する景品を簡単に手配
法人向けギフトサービスでは、景品セットや目録、体験ギフトなど、持ち帰りの負担がなく、年齢や性別を問わず喜ばれる人気の景品（グルメや家電など）を厳選して手配できるため、参加者全員の満足度を高める景品を簡単に揃えることができます。
まとめ：飲み会を盛り上げる幹事さまへ
会社の飲み会や宴会は、景品を上手に利用することで、期待以上に盛り上げることができます。景品一つをとっても数多くのアイディアや仕掛けが必要ですが、基本戦略（予算、数、種類）を押さえ、喜ばれる景品（性別・年齢不問、持ち帰り配慮）を選ぶことが大切です。
デキる名幹事として社内の評価を高めるためにも、景品選びに迷った際や準備に時間を割けない際は、法人向けギフトサービス「PsyPre for Biz」をご活用ください。あなたの宴会を成功に導くための手間を解消し、参加者に最高の多幸感をお届けします。
